『柿沼ハナちゃん』

震災後間もなく大街道の避難所から「迷い込んで来たけれど、嫌がる人がいる」と連れて来られました。余震が来る度パニックになり、ケージを壊して逃亡したことも…。4月から柿沼さん宅に預かってもらい、そのまま里親さんになっていただきました。

《柿沼さんからのお便り》

『度々の余震で、家中を走り回り、壁や、門に爪でガリガリ。爪が抜けた事もありました。この先、ちゃんと面倒がみれるのか、とても不安になりました。だいぶ落ち着いた頃に、アニマルクラブからまた犬が来ました。里親さんから返された『ヒメ』です。まだ若く、じゃらけるは、甘噛みはするはで、ハナも落ち着いていられなくなりました。次の年には孫も生まれ、追いかけられる事になり、ゆっくりは出来ないけど、少々の地震では、びっくりしない“ハナちゃん”になりました。』

ハナ
ハナ2
ハナ3