「猫も大好き!チャッピーはママのぬくもり」


猫 「ゴンちゃん」

 


猫 「くりちゃん」

 田舎の小さな駅前に、茶色のやせた捨て犬がいる、という伝言。 「助けてやってください」と一方的な願いごとだけして、連絡先も告げずに留守番電話は切れた・・・

 あれから3年...やせ細った可憐な美少女は、まさしく2倍の体重になり、グラマーなオバサンに変身しました。 けれど、やさしいハートはそのまんま。家の中では、猫のゴンちゃんと一緒にお昼寝。外でひなたぼっこする時にも、 野良の子猫がぴったり寄り添って眠っています。チャッピーママのおかげで、このノラの子も佐藤家の猫にしてもらい、 「くりちゃん」という名前もつけてもらいました。

 チャッピーはあまえ上手。前足や鼻先を使って、自分を「なでて!なでて!」って催促します。 そしてまた、佐藤家のお母さんが超あまいものだから、「クウーン、クウーン」の鼻声につい一切れ、 つい一口とおやつをあげちゃって...すっかり幸せ太り。

 駅を乗り降りする学生からパンをもらって飢えをしのいでいた、チャッピー。後ろ脚で立ち上がり、 前足を揃えて「ちょーだい、ちょーだい」をして、生き延びていたのです。フィラリアの治療も苦しかったね・・・。 頑張って、頑張って里親さんにめぐり会った子たちの幸せぶりが、私たちの活動のなによりの支えです。